業務内容BUSINESS

木造建築のメリットMERITS OF A WOODEN HOUSE

間取りやデザインの自由度が高い

木造建築は基礎や土台、柱や梁などの構造体さえしっかりしていれば、あとは間取りやデザインの設計に制限が少なく、木造住宅の中でも、在来工法は特に自由度が高くなります。
リフォームや増築にも適応しやすいので、変化していく家族形態に合わせた増改築にも柔軟に対応できます。

間取りやデザインの自由度が高い

建築費用が安い

鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造よりも材料費も安価な上、構造体が軽い為、基礎工事の手間が少なく施工費用も安く抑えられます。
また、木造住宅では内装の下地材や木材自体の厚みで耐火効果を持たせるため、鉄骨構造物のように柱に耐火処理や防錆処理を必要としない為、処理コストも抑えられます。最近は断熱材の発展により、鉄筋住宅でも”夏は暑く冬は寒い”という住宅は少なくなりましたが、断熱性能を高めるための処置が必要なため、コストは上乗せされてしまいますが、木材はそういう処置費用も削減できます。

お客様のリクエストに、じっくり耳を傾ける大工職人たち

健康面においてのメリット

木材は熱伝導率が低く、吸湿性や機密性・断熱性に優れています。
冬などで室内の空気が乾燥すると、木材は蓄えていた水分を空気中に放出します。
逆に湿気の多い時期では、空気中の水分を吸い込んでくれる働きがあるため、結露やダニ・カビの発生も比較的抑えられます。
鉄骨住宅では壁紙やカーペットは必須ですが、それには化学物質やホコリによるシックハウスやアレルギーなど、健康上の不安も伴います。木造住宅は壁紙やカーペットは必須ではないため、それらの心配がありません。
また、木造住宅は日本人に馴染みが深く、木材に囲まれた暮らしは、人間や生物の精神を落ち着かせる効果があることが科学的に証明されています。
木目は視覚から癒しを与え、木の匂いは疲労回復に効果があり、木に触れることで人間の脳派は安定させるといわれています。

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木造住宅のデメリットDISADVANTAGES OF WOODEM HOUSE

木造住宅のデメリットと対策

木材は水分や湿気に弱く湿気によって腐食したり、鉄骨やコンクリートに比べて風雨による劣化やシロアリ等の害虫被害も受けやすくなります。 木造住宅では家を長持ちさせるためには小まめなメンテナンスが重要です。 地震や台風などの自然災害による被害も他の鉄骨造や鉄筋コンクリート構造よりも受けやすい、というのもデメリットと言えます。
しかし、計画的な修繕を行うことで、耐久性の低さは充分に補うことが可能です。 耐震補強として筋交いを増やす、柱頭・柱脚に緊結金物を使用する、壁に構造用合板を貼るなど、耐震性を高める対策が比較的容易に行えます。 また、木造住宅では被害にあった部分の補修が容易なので、それは逆にメリットとなります。

次にデメリットとして、工事がすべて現場での作業になるため、大工さんの技術力や経験によって、建物の品質が大きく左右されやすい、という点が挙げられます。日本の中で最もメジャーな木造建築は、取り扱う工務店の数も多く、工務店ごとに品質に差が生まれやすいのです。信頼できる業者や大工を選ぶことは非常に重要になってきます。

このように、きちんとした設計、品質管理、適切なメンテナンスをすることで木造住宅でも十分な耐震性や耐久性を確保できるのです。

木造住宅のデメリットと対策